勝手なレヴュー9〜としひこさんセレクト

(1)愛こそはすべて / 沢田駿吾グループ,伊集加代子
(2)It's Too Late / Andy Williams
(3)Female Animal / OST
(4)Bluebird / We All Together
(5)Man We Was Lonely / Davy Jones
(6)Jenny Artichoke / Kaleidoscope
(7)Wenn's drauBen grun wird / Manfred Krug
(8)Country Living In Hawaii / Country Living
(9)Look At The Girls / The Giant Jellybean Copout
(10)Kitty Doyle / Dino, Desi & Billy
(11)オルタネート・タイトル / スクールメイツジミー竹内
(12)グッド バイ / エンジェルス

Rebel Kind: Best of Dino Desi

Rebel Kind: Best of Dino Desi

としひこさんのセレクトは前回はssw路線でしたが、今回はこのお題にふさわしいソフロな内容。しかもかなりひねってます。
1)は言われてみれば気づくという超変化球でした。びっくりしたのはアンディ・ウィリアムスによるキャロ・キンのカヴァー、2)。ウィリアムスというと、クロディーヌ・ロンジェの旦那で、嫉妬に狂ったクロディーヌに撃たれたという話しか思い浮かびませんが、意外とソウルフルな感じもありますね。3)は匿名的なコーラスもの。昔はこういう劇伴っぽいものが評価の対象になるとは思いもしなかったです。僕も旧ルパンのBGMが好きで好きで・・・4)はウィングスのカヴァーというか、完コピ。ウィ・オール・トゥゲザーは名前は聞いたことある南米のビートルズに強く影響されたバンド。どこかで使ってくるだろうなあ、と思ってたモンキーズ関連ですが、今回はデイヴィー・ジョーンズの5)。USカレイドスコープというとクリス・ダロウやデヴィッド・リンドレーがいたバンドですが、UKカレイドスコープは、後にフェアフィールド・パーラーと名前を変えてヴァーティゴにLPを残すバンドです。そのパーラーはつまらなくてすぐ処分してしまった記憶あります。
ドイツのマンフレッド・クルグによる7)はイントロと曲調があってなくておもしろい。僕は90’sのelレーベルとかあのへんを思い出しました。今度はハワイに飛んで8)は心地よい風が吹いてきそうなメロウな曲。気に入ってます。9)も知らないバンド。多少ガレージなそしてボッサな雰囲気もあって、なごみます。詳細知りたいです。今回唯一の手持ちが、ディノ、デシ&ビリーの10)でした。ブライアン・ウィルソンがらみの”Lady Love”という名曲もありますね。11)も歌詞がおもしろい。アンディ・ウィリアムスディーン・マーチンフランク・シナトラビートルズといった並びがおもしろい。主人公がもっと勉強しておけばよかった、と悔やむのは英語じゃなかったのですね〜。これもモンキーズ関連。12)はエンジェルスなる日本の多人数アイドルグループ。これは全く知らなかったのだけど、メリー・ホプキンのカヴァーは素晴らしかった。てっきりほぷきんと同時代のカヴァーだと思ってました。