ショック太郎さんセレクト

The Honeys Collection
ショックさんのセレクトは60'sの音源ばかり集めたもので、あたかも市販されてるもののように統一感があります。しかも比較的有名でない曲ばかりで、ソフトロックのマニアなら狂喜しそうなラインナップ。
(1)はヴァン・ダイク・パークス。僕はこの人の良さというのがイマイチわかりかねるのですが、”Number Nine”はLP未収録のシングル(ダットサンのCMやらこういう未発表ものが多い人でもあります)ですが、メロディは第九です。
(2)はガーデン・クラブという全く知らなかったバンド。フラワーでサイケな世界。このドリーミーな世界はなかなか魅力的です。フラワー対決で(3)は英国のマーク・ワーツ。この「Teenage Opera」というアルバムは、英国ハーモニー・ポップというかソフトロックの世界満載です。
(4)(5)は「ペット・サウンズ」楽曲対決ですが、(4)はなんとピーナッツ。後にマック&ケイティのケイティ・キッスーン(近年はクラプトン・バンドのコーラスで”Wonderful Tonight”でのスキャットソロが有名です)がアイドル時代はこう名乗ってました。シングルお持ちとはすごい!(5)はオレンジ・バイシクルのウィル・マローンがいたというロブ・ストーム・グループ。この”Here Today”は、英国のファクタムスというバンドもやってました。
(6)(7)は夏対決で、(6)は”It's As Easy As 1,2,3”。ジル・ギブソンはジャン&ディーン周辺の女性シンガーですが、この曲誰か他のヴァージョンで聞き覚えあります。最初コリン・ブランストーンかと思った(7)はアンダーズ&ポンシアのトレイドウィンズ。”Summertime Girl”は名曲です。
(8)(9)は裏BB5対決。(8)はブライアン夫人となるマリリンがいたハニーズの有名曲。(9)は、ウィルソン父、マレイがprodしたサンレイズ。
(10)(11)は、ソフロ対決。(10)のティグリング・マザーズ・サーカスは初めて聞くグループ。少しサイケがかっていながら、ラウンジっぽいムードもある不思議な世界。(11)は映画「フォロー・ミー」のサントラかららしいけど、ミア・ファローとトポルの? ディノ、デシ&ビリーは、2世バンドで”I'm A Fool”のヒットを出してる。
(12)は、ペトゥラ・クラークでしっとり締めて終わり子供のコーラスに癒されます。お見事。

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