0613★★ウッドストック・愛と平和と音楽の3日間・ディレクターズカット('94米)

ディレクターズ・カット ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間 [DVD]
監督:マイケル・ウォドリー
出演:ザ・フージョー・コッカー、リッチー・ヘイヴンズ、サンタナジョーン・バエズ
69年に製作され、音楽映画の古典となった「ウッドストック」は、昔は映画館での通常上映よりもフィルム・コンサート(死語)、オールナイト上映などの定番プログラムだった。初めて見たのは、77年ごろの深夜TV(2週にわたってOA)だったけど、その後何度もオールナイトのプログラムに組み込まれ見た。ウッドストックから15周年の94年には、従来の3枚組、2枚組のLPを中心に編集し直した4枚組CDボックス、更にジェファーソン・エアプレイン、ジャニス・ジョップリン、キャンド・ヒートの演奏シーンを加えたこのディクターズ・カット、アウトテイクだけ集めたヴィデオもリリースされた。あくまでも史上初となる巨大ロックフェスのドキュメンタリーで、音楽以外の部分も1/3はあって、その辺を許せるかで評価が変わってくる。このヴァージョンは見るの初めてだが、2曲のジェファーソンは貫禄の存在感。キャンド・ヒートとジャニスはいらなかった(バターフィールド・ブルーズ・バンド見たい)かな。既存のものは久しぶりに見直すと、TYAのエンディングの瓜が客席から転がされたこと、ジョン・セバスチャンのメガネの汚さを発見。「山ほどの曲が歌われるが、歌われてることは皆同じ、ただ1つのことだ」というヘイヴンスのMCがいい。