スタッド


■September / Stud
スタッドは、テイストのリズムセクション(リチャード・マクラッケン(b)、ジョン・ウィルソン(ds))に元ブロッサム・トゥズのジム・クリーガン(g,vo)によるブルーズ〜ジャズ・ロック。デラムからの1枚目に続いて独BASFからリリースされた71年の2枚目の本作では、元ファミリーのジョン・ウェイダー(g,p,vn,vo)が参加し4人組となっている。音の方は劇的に変化してフォークロック〜スワンプ的な音に変わっている。とはいっても"God Knows"、"Corner"など枯葉舞い散る秋っぽいviolinの入ったものは、いかにもの英国ロック。総じてクリーガン(後にファミリー、コックニー・レベル、ロッド・スチュワート・バンド〜リンダ・ルイスの旦那だったこともあった)の歌うバラード("Samurai"という曲もある)がいい。"Bad Handlin"はオールマンズの"Jessica"みたいだ。
あと1枚ライヴがあるらしい。最近藤崎さんのサイトで紹介されていた。
http://members.at.infoseek.co.jp/EvangelRecords/