スティーヴン・スティルス

■King Biscuit Flower Hour Stephen Stills 1977 (bootleg)
76年にスティルス・ヤング・バンドがツアー途中で空中分解した後、スティルスは再びクロスビー、ナッシュと接近。これが久々のアルバム完成となった「CSN」へとつながるのだけど、77年レコーディングの合間を縫ってスティルスは、ジョー・ヴァイターリ(ds)、ジョージ・ペリー(b)をバックにしてステージを行っている。これはNYで行われたショーを収めたKBFH音源。トリオ編成で前半はスティルスはpianoを弾き、途中ac-gに持ち替えてのアコースティック・セット、そしてel-gも弾くといった具合。あくまでもアコースティックなムードに包まれた異色のセットとなっている。
この時点ではリリースされてない(おそらく)「CSN」からのナンバー(1)、CS&Nのレパートリーを1人でやった(6)、スティルス・ヤング・バンドの遺産ともいえる(3)(8)、そして珍しい「Stills」からの(7)などかなりレア。

(1)I Give You Give Blind (2)4 Days Gone (3)Black Coral (4)Taken It All
(5)Stateline Blues (6)Helplessly Hoping (7)Myth Of Sisiyphus (8)Make Love To You
(9)For What Its Worth (10)Everybody's Talkin' (11)Tree Top Flyer