リヴォン・ヘルム&RCO・オールスターズ

■Live At Palladium,NYC、New Years Eve 1977
Live at the Palladium in New York City New Years
ザ・バンド解散後いち早くソロ活動を開始したのがリヴォン・ヘルムだったわけで、スティーヴ・クロッパー(g)、ダック・ダン(b)、ドクター・ジョン(kb,vo)、ポール・バターフィールド(harp,vo)、フレッド・カーター・Jr(g)、トム・マローン(tb)、アラン・ルービン(tp)、ルー・マリーニ(sax)、ハワード・ジョンソン(tuba)とのRCO オール・スターズを結成し、77年にABCからデビューLPをリリースしている。78年には日本へもやってきたが、これは77年の大晦日にNYで行われたライヴの発掘音源。リヴォンのレーベル、Levon Helm Studioから今年リリースされたもの。スタジオ盤に比べるとラフではあるが一気に聞かせる曲の数々。バターフィールドとドクターが歌う曲もそれぞれ1曲ずつ用意されるが、この2人のスタープレイヤーはほぼ全曲で見せ場があったり(特にバターフィールド)する。以外にもザ・バンドのナンバーは、アンコールの"Ophelia"のみ。未発表曲というか、カヴァーで"Ain't That A Lotta Love"、"Goin' Back To Memphis"、そして"Goodnight Irene"があるが、"Irene"が素晴らしい。このあと"蛍の光"に続くのはザ・バンドの「Rock Of Ages」を思い出したりする。#0632