リモ・フォー

■Smile! / Remo Four
Smile
リモ・フォーは、後にアシュトン、ガードナー&ダイクのトニー・アシュトン(kb)、ロイ・ダイク(ds)がいたリヴァプール出身のビートバンドで、ブライアン・エプスタインのマネージメントの元で様々な男性シンガーのバックをやっていた。単独で出したLPは独スタークラブから64年に出した「Smile!」のみ(後に独ラインよりCD化)。ビートバンドといってもアシュトンのorganをメインとしたものでかなりジャズ〜R&B寄り。カヴァー中心で、ヘンリー・マンシーニ作の"Peter Gunn"(フレディー・スター&ミッドナイターズがモッズ風にカヴァー)、ミラクルズの"Micky's Monkey"、ジュニア・ウォーカーの"Road Runner"、モーズ・アリソンの"The 7th Son"、チャック・ベリーの"No Money Down"etc。特にベリー作のこの曲の解体ぶりはすごい。ベストはボサノヴァ風の"Sing Hallelujah"と"The Skate"かな。