マウンテン

■Flowers Of Evil / Mountain
Flowers of Evil
マウンテンの事を知ったのは、中3だった77年にCBSソニーからどっと出た廉価盤から。ラジオでかかる洋楽を聞いてた当時、このラインナップ(BS&T,サンタナジョニー・ウィンター、シカゴetc)はいかにもシブすぎた。マウンテンからはこの71年の4枚目がセレクト。片面ライヴ、片面スタジオの変則的なもので、このシリーズを特集したFMの「ミュージック・スコープ」ではライヴからレスリー・ウエストのg-ソロがかかった。通して聞くとまああんなものだろうが、部分部分の抜粋ではすごかった。それほどgが好きだったわけではないけど、ウエストがあんな巨漢だということも知らなかった(その後驚く)し。スタジオサイドは、フェリックス・パパラルディーが主導権を握ったというが、キャッチーなタイトル曲、スライドの入ったテンポアップしたブルージーな"Crossroader"に混じって美メロの小品"Kings Chorale"が並ぶ。B面はライヴで弾きまくりのオープニングからすごいが、飽きるのも早い(^^;