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Folk Is Not a Four Letter Word
■Folk Is Not A Four Letter Word / Various Artists
詳細はわからないけど、Delay68のアンディー・ヴォーテルが監修したフォーキーなコンピCD。フォーキーとは言っても、かなり毛色の違うものが多く正直難解だったりする。他の曲を天パーさんがセレクトで使った覚えがある、キャッシー・スミスの"It's Taking So Long"はなかなか浮遊感がある。"It's Love"は、NYの女性ssw、アン・サロフィーンがスモーク(同名のバンドは多い)をバックにしたもの。ヨーロッパ的なブルーズ。ブリジット・フォンティーヌといったら"オブジェ人間"しか聴いたことないけど、"Brigitte"は単調ながら不思議な味を残す。リンダ・パーハクスは近年再評価された確かハワイのアシッドフォーク。"Who Really Cares"も消え入るような声でつぶやかれる。ポーランドブレイクアウト、ムジーカ・ディスペルサに続いて、カナダのポピー・ファミリー。テリー・ジャックスがいたバンドだが、"Shadows On My Wall"は結構アシッド。"By The Sea"のウェンディー&ボニーも結構有名なデュオ。CBSというメジャーからLPを出してたボニー・コロックがここに混じるとなんかおかしい。ごろごろしてたのになんとなく聞く機会を失ってた人。とまあワールドワイドに展開。狭い偏見に満ちた僕のようなリスナーにはちとつらい。