クワイア

Choir Practice
■Choir Practice / Chior
60'sにクリーヴランド周辺で活動していたクワイアは活動中にLPを残すことは出来なかったが、90'sにSundazedより音源がCD化されている。66年から70年までの4年間で何度かメンバーチェンジが繰り返されたが中心となったのはウォーリー・ブライソン(g)、デイヴ・スモーリー(vo)、ジム・ボンファンティ(ds)の後にラズベリーズのメンバーとなった3人。66年にCanadian Americanなるインディーから出た"It's Cold Outside"(その後Rouletteから全米リリース、#67)はバーズ風のフォークロックで、初期には"I'd Rather You Leave Me"などこういった感じの曲が多かったが、次第にorganなどを加えポップな作風に展開。なにしろデモがほとんどなので、ちゃんとした形で録音して欲しかったという気持ちでいっぱい。ラズベリーズはエリック・カルメンの歌が嫌いなのでほとんど興味はないが、ブライソンはその後フォトメーカーでも活躍。