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ハウディ・ムーン(紙ジャケット仕様)
■And You Never Knew / Howdy Moon
74年に出たハウディー・ムーンの唯一のLPが始めて日本に紹介されたのは、77年のキング・レコードのロック名盤(目玉はジーン・クラークの「ホワイト・ライト」だった)シリーズだったけど、ヴァレリー・カーターはすでにソロデビューしており、その洗練された味わいとはかなり違う、いささか野暮ったいけど愛らしい(ジャケットではほっぺたパンパンの膨らんだヴァレリーが)一面が見られる。元フィフス・アヴェニュー・バンドのジョン・リンド、リチャード・ホーヴェイとの3人組で、prodはローウェル・ジョージ。この"And You Never Knew"は、ゴードン・ド・ウィッティーのエレピが印象的なもので、縦横無尽なコーラスワークが素晴らしい。ヴァレリーエド・ブランドンの共作。