never#3

On the Border
■You Never Cry Like A Lover / The Eagles
イーグルスで一番好きなのはやっぱり「On The Border」で、サイトを始めた時もそこからタイトルをもらった(このブログのタイトルもイーグルスから)くらい。全曲いいけど、ステージで歯その当時演奏されてた曲もあったが、レパートリーとしては"Already Gone"と"The Best Of My Love"くらいしか残ってない。この”You Never Cry Like A Lover"は、グリン・ジョンズがprodした3曲のうちの一つで、グレン・フライの泣きのgをたっぷりとフィーチャーしたミディアム調のもの。長年ブートなどを聞いていると、実はライヴバンドとしてはひどく凡庸なバンドだった(特に初期)というか、練りに練って計算されつくしたスタジオ盤に比べると、物足りない感じがする。それはすなわちグリン・ジョンズ、もしくはビル・シムジクのプロデュース・ワークの見事さを表わしてる気もする。紙ジャケで復刻された日本盤CDには、意味不明で有名な帯の文句が再現されていた。曰く
「真のウエスト・コースト魂。それはヒューマンな感性を支えるプログレッシヴ。
バーズ→ジェファーソン→CSN&Yと築かれてきた真髄。新メンバーを加え、超強力になった
スーパーグループ”イーグルス”が、絶対の自信を持って贈る傑作3段目!」(原文のまま)

      おまけ

ストリングスがないとドラマティックさに欠ける名曲"Take It To The Limit"、それを自覚した彼らは、「Live」の中でもストリングスをダビングしてしまったのだ(^^)
ジョー・ウォルシュをフィーチャーした76年のツアー(「Hotel California」の録音をはさんで断続的に行われた)は一番見たかった頃のもの。