lonely#3

What's Wrong With This Picture
■Lonely Boy / Andrew Gold
アンドリュー・ゴールドは、カーラ・ボノフ、ケニー・エドワーズ、ウェンディー・ウォルドマンと共に70's初めにブリンドルというバンド(A&Mに1枚シングルを残したきり)をやってた人で、ほとんどの楽器をこなす才人。70's半ばにリンダ・ロンシュタット・バンドに在籍、その後独立しているが、アサイラムのsswにあって、珍しくフォーク〜カントリーの香りが少なく、代わってビートルズからの影響が色濃い(特にメロディー)。77年の2枚目「What's Wrong With This Picture?」(「自画像」という邦題がついてるが、正確にはジャケットの間違い探しに引っ掛けた「この写真どこがおかしいか?」の意味)から、#7まで上がった"Lonely Boy"は、そんなゴールドのメロディー・メーカーとしてのセンスが炸裂。力強いポップロックだ。歌詞は自伝的内容で、ゴールドは散々インタヴューで、このboyはあなたか?と聞かれたという。マイケル・ボッツ(ds〜元ブレッド)、エドワーズ(b)、ダン・ダグモア(g)、ブロック・ウォルシュ(kb)、ワディ・ワクテル(g)による強力なバッキング。コーラスでリンダ・ロンシュタットも参加。
80'sに入ってprod'erとしてクリトーンズを見出したり、元10CCのグラハム・グールドマンとWAXを結成したりと多方面で活躍。90'sには、かのブリンドルを同じメンバーで再結成した。
    おまけ
TV用ライヴなので、先のメンツではないが、当時の貴重なライヴが聞ける。