0608:としひこさんセレクト

Bongos Over Balham (Exp)
01)Michael Nesmith "Release"
02)Tom Pacheco "Hello Grandpa"

03)井上陽水 「太陽の町」
04)The Lovin' Spoonful / Never Goin' Back
05)Chilli Willi & The Red Hot Peppers "We Get Along"

06)Joan Baez "Fountain Of Sorrow"
07)五つの赤い風船 / ぼくは広野に
08)Michael Nesmith & The First National Band "Rose City Chimes"
09)Brewer & Shipley "Lady Like You"
10)David Bromberg / Mr. Blue
11)John Phillips / Down The Beach
12)B.W. Stevenson / A Touch Of Pennsylvania

としひこさんのセレクトは、裏テーマがレッド・ローズ(steel)参加曲というもの。かつてきよさんがジョン・セバスチャンのハーモニカ参加曲だけで12曲選んだセレクトを思い出します。マイケル・ネスミスは、その種の音楽に目がないぼくでも、何となく聞き逃してた人なのだけど、ある日突然気になって、ぞろっと集めてしまった記憶があります。02のトム・パチェコは、RCAから出てた長いタイトルのソロがイマイチだったのでその後は放置してありましたが、これはいいですね。意外なつながりで井上陽水の03は、僕の世代では「踏み絵」的な1枚でしたが、僕は拓郎派だったので、パス。後期スプーンフルのシングル、というよりもジョン・スチュワート作品の、といった方が通りがいいかもしれませんが、04もレッド・ローズとは知りませんでした。英パブロック系のバンドでもカントリー・ロック志向のものは多いですが、大体がゴードン・ハントレー(マシューズ・サザーン・コンフォート)かB・J・コール(コチーズ)がsteelをゲストで弾いてることが多く、わざわざレッド・ローズが参加してるとはこれまた意外。チリ・ウィリーの05は小気味良い感じです。06はジョーン・バエズの75年の傑作から、ジャクソン・ブラウン曲。実はこのアルバムのハイライトは、ディランの物まねをする"Simple Twist Of Fate"なのですが。07は五つの赤い風船ですが、僕は全くの門外漢なのでなんともいえません。この情緒的な感じが少し苦手かも。それでもロデオの頃のバーズを思い出します。10はフリートウッズのナンバーですが、デイヴィッド・ブロムバーグとはびっくり。キース・キャラディンもカヴァーしてます。11はとうの昔に手放してしまったジョン・フィリップスのソロから。12は"My Maria"のヒットで知られるB・W・スティーヴンソンですが、そのヒット曲しかしらなかったのでびっくりでした。これはいい曲ですね。
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