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Drift Away & Other Classics
■Drift Away / Dobie Gray
ロジャー・ニコルスとの仕事で知られるssw、ポール・ウィリアムス(同名異人多数)の弟、メンター・ウィリアムスはMCAに1枚ソロがあるsswだが、ドビー・グレイ、ロッド・スチュワート、ジョン・ヘンリー・カーツらが取り上げた名曲"Drift Away"の作者としてずっと記憶されるはず。
ドビー・グレイはテキサス出身の黒人シンガーだが、この"Drift Away"を聞いてもあまりサザンソウル的な感じはなく、むしろブルー・アイド・ソウル的なあっさり感が僕にとっては魅力。セッション・シンガーとしてキャリアをスタートさせ、71年にはポリューションというバンドで歌ってた(Atcoに1枚LPあり)というが、メンター(ジョン・スチュワートの弟、マイケル・スチュワートのことを思い出してしまう)のprodでDeccaからリリースされた「Drift Away」('73)からのタイトル曲のヒット(#5)で一躍名前を売った感がある。このLPは未聴だが、ナッシュヴィル録音で、エリア・コードの連中がバックをつけている。