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■For Your Eyes Only / Sheena Easton
シーナ･イーストンはデビュー当時から、日本では洋楽での新しい歌姫として東芝EMIが大事に育ててきた、という印象がある。東芝としては「オリヴィア・ニュートン・ジョンに次ぐ逸材」として注目。デビュー曲となった"Modern Girl"はずいぶんラジオでプッシュされた。アメリカでは"9 To 5"（ドリー･パートンの同名ヒットがあったので"Morning Train"に改題された）が先にヒット。この2曲を収めた81年のデビュー作は、僕も大いに楽しんだ記憶がある。永遠不滅のポップスの魅力。そして81年のロジャー･ムーア主演の007シリーズの「フォー・ユア・アイズ・オンリー」の主題歌となったのが、この曲で例によってジョン・バリー作だが、時代にマッチしたドラマティックなナンバー。80'sの007というと、リタ・クーリッジ、デュラン・デュラン、ア−ハとずいぶんヴァラエティーに富んだラインナップだけど、その中でこのシーナ･イーストンの曲はオーソドックスながら、悪くない。
　　おまけ