night#3

Do You Believe in Magic
■Night Owl Blues / The Lovin' Spoonful
ラヴィン・スプーンフルといえば、僕はアルバム単位よりもやはりシングル中心で聞いてきたので、65年に出たファーストといわれてもシングル以外の曲はすぐにはピンと来ない。タイトル曲の"Do You Believe In Magic"(↓の動画ではジョン・セバスチャンはautoharpを抱えて歌っている)で一番印象的なのはザル・ヤノフスキーの独特なトーンのgで、これぞグッド・タイム・ミュージックだなあ、と感じさせる。スプーンフルの音楽にはフォーク、ロックンロール、ジャグ・バンド、R&Bが混在しているけど、ビートルズを筆頭とする同時期の英国のビートバンドからの影響も当然ある。"Night Owl Blues"はR&Bっぽい英国バンドもよくやってたタイプのブルージー
インストで、セバスチャンのharpをたっぷりフィーチャーしている。途中の白いg-ソロは、ヤノフスキーで、スプーンフルのデビュー前の音源が収められた、エレクトラのオムニバス、「What's Sahakin'」を思い出す出来。
   おまけ
珍しくちゃんと演奏しているもの。ヤノフスキーのクレイジーな感じがよく出ている。