鳥#3

Those Were the Days
■Sparrow / Mary Hopkin
ポール・マッカートニーの秘蔵っ子だったメアリー・ホプキンは、元々モデルのトゥイッギーが見出してポールに打診したことからアップルからのデビューとなったという。デビュー曲"Those Were The Days"は、もともと東欧の民謡だったというが、哀愁たっぷりのメロディーが英(#1)米(#2)日でヒット。これに続く2枚目のシングルが"Goodbye"でこちらはポール作のメロディアスなナンバー。そのB面がこの"Sparrow"で、ホプキンの澄んだ歌声が実に清々しい。シングル曲はオリジナルLPに未収録で後に出たベスト「Those Were The Days」に収録。オリジナルはマッギネス・フリントの「Happy Birthday Ruthie Baby」に収められていたギャラガー&ライル曲。ホプキンは他にも"Heritage"、"The Fields Of St.Etienne"、"Jefferson"、"International"といったギャラガー&ライル曲を取り上げているが、後に独立するこのコンビは当時あくまでもマッギネス・フリントのメンバーに過ぎなかったので、ホプキンというかアップル(つまりはビートルズということ)に注目されたということはギャラガー&ライルの独立を早めたのではないかな?
   おまけ
ポールも出てくる"Goodbye"