鳥#9

FLY LIKE AN EAGLE: 30TH ANNIVERSARY
■Fly Like An Eagle / Steve Miller Band
少なくとも日本では過小評価の代表選手と認識しているスティーヴ・ミラーだけど、ウィスコンシン出身でシスコに出てきて成功。その後全米的な人気を博すけれど、そのおかげでシスコ・ロックの範疇ではなかなか語られない。またヒット曲を連発してた頃は、かなりメロディアスなロックなので、軽く見られていたもかも。現在は初期のスタイルに戻ってブルージーな音楽を続けているミラーの、76年の大ヒット「Fly Like An Eagle」のタイトル曲。バンド名義だけど、基本的にミラーのソロに近い。ロニー・ターナー(b)、ヨアキム・ヤング(kb)、ゲイリー・マラバー(ds)にミラー(g,syn,vo)の編成。この当時すでにシンセを大きく導入してある種プログレ的な広がりのある味付けを加えていた(アラン・パーソンズ・プロジェクトのように)けど、アルバムではイントロダクション的な"Space Intro"というシンセのソロがあって、印象的なgのフレーズ(かつて"My Dark Hour"で使った)で始まるという形式。

   おまけ
ダブルネックを抱えた有名なプロモフォトは、このプロモヴィディオから取られてたのか!