bird#3

Rumours
Songbird / Fleetwood Mac
04年に出た「Rumours」(rumorsでないのがイギリスのバンドらしい)のexpanded versionは、1枚がリマスターされた正規盤、もう1枚がデモとアウトテイク〜ジャムといった内容で、まあ正直マニア向けではあるが、完成ヴァージョンとの違いを探るのも好事家としては楽しい部分ある。"Songbird"は、正規版がバークレーのクリスティン・マクヴィーの弾き語りによる、ゼラーバック・オーディトリアムでの観客抜きのライヴだったのに対し、デモ版はスタジオ録音でリンジー・バッキンガムのアコギが加えられている。これだけの差だけど、ぐっと曲〜特にメロディーが引き締まる。どうしてこっちが入らなかったのか謎。もう1つ、"You Make Loving Fun"の長いヴァージョン(別テイク)も魅力。かつてフィルムコンサート全盛期にはこの長いヴァージョンの映像が流れたものだった。

   おまけ
ちゃんとあった長いヴァージョン。スタジオ・ヴァージョンとも違うスタジオ・ライヴで、スティーヴィー・ニックスがguiroを叩くが残念ながらフェードアウト。