■■夕陽の群盗('72米)
監督:ロバート・ベントン
主演:バリー・ブラウン、ジェフ・ブリッジズ
便宜上「ドラマ」だが、「西部劇」でも「青春」でも可。「俺たちに明日はない」のデイヴィッド・ニューマンとロバート・ベントンのコンビが脚本を書き、ベントン(後に「クレイマー・クレイマー」を撮る)の監督デビュー作となったもの。南北戦争末期のアメリカで、南軍の徴兵逃れの少年がいつしか盗賊となってゆく姿を、ニューシネマ・タッチで描いている。少年たちを主人公としている関係、ジュヴナイルっぽいのは仕方がないが、それでもリアルな処刑描写もある。
他には、ジム・デイヴィス(保安官)、ジェフリー・ルイス、エド・ローター、レイモンド・ガス、ジーン・アリソン、チャールズ・タイナーら。主演のブラウンは、なかなかナイスガイだが、78年に死亡。フリーのポール・ロジャースは何故かこの映画から、新バンドをバッド・カンパニーと名づけた。未DVD化。
Bad Company、Paramount、1h33