light#2

Roaring Silence
■Blinded By The Light / Manfred Mann's Earth Band
76年の#1ヒット。元々はブルース・スプリングスティーンが2枚目でやってたもの("光に目がくらみ")を、チャプター4ことマンフレッド・マンズ・アース・バンドがカヴァーしたもの("光で目がくらみ")。日本では英ブロンズが当時ワーナーだった関係でワーナー・パイオニアからリリースされた「Roaring Silence」より。グロなイラストだったが、リアルな感じのポール・バターフィールドには負ける。Put It In Your Ear
アース・バンドとなったのは、72年でクリス・スレイド(ds〜後にファーム)、コリン・パテンデン(b)、ミック・ロジャース(g,vo)にマン(kb)だったけど、本作からロジャースに代わってクリス・トンプソン(g,vo)、デイヴ・フレット(g〜ゲイリー・ムーアの代役で後に来日)が参加。後にナイトやパット・シモンズとのバンド(シモンズの初来日では、この"Blinded By The Light"をやった、僕は大コーフン)でも濃い喉を聞かせるトンプソンが、フロントに立ちマンはあまり目立たない。けど76年の時点で既に新鮮味は薄れていたシンセの大胆な使い方、ある種プログレ的なスタイルを借りた演奏は、十代の僕をわくわくさせたのだ。
初めて見たのは11ch(テレビ朝日系)でやっていた「Music In USA」と言う番組(カリフォルニア・ジャムⅡなんかも特集)で、司会は小坂忠だった。確か「Midnight Special」あたりの映像をOAしてたような気がする。78年ごろの話。