again#3
■Back In My Arms Again / Nicolette Larson
豪華絢爛な1枚目もいいけど、個人的にはリアルタイムでどっぷりつかったこの2枚目「Nick Of Time」。カリフォルニア・ロックの最後の正統派の後継者がリトル・フィートとドゥービーズをバックグラウンドとしたニコレット・ラーソンでることは、いうまでもない。この後AORと商業路線にのみこまれて、カリフォルニア・ロックのスピリットは失われてしまうのだ。初来日となった79年ごろ、"Dancin' Jones"と"Back In My Arms Again"(オリジナルはスプリームス)のクリップを名城線の志賀本通にあった家電店、太陽サウンドオンのフィルム・コンサート(死語)で見たことがある。you tubeで発見したのでほぼ30年ぶりの再見となった。トレードマークのお下げ髪と黄色いスカーフ、そして白のタンクトップがまぶしいのだ。