グッバイ・ガール('77米)

監督：ハーバート・ロス
主演：リチャード・ドレイファス、マーシャ・メイスン、クイン・カミングス
脚本家のニール･サイモンが別れた妻、マーシャ･メイスンの為に書いた作品で、ほろ苦く、泣ける都会派コメディの快作となった。僕は高2の時、シネラマ名古屋でこれを見ているが併映は、ダスティン･ホフマンの「ストレート・タイム」だった気がする。事あるごとに見直しているけど、ケンかばかりしてた男女がいつの間にか惹かれあうという王道のパターンながら、ドレイファスが惹かれるというのに、もう少し理由も欲しかったかなあ、と言う気もする。子役のカミングスは達者だが、これ1本で終わった。音楽はデイヴ･グルーシンで、デイヴィッド･ゲイツが歌う主題歌はヒットした。オスカーにノミネートされたが、取ったのはドレイファスの主演男優賞。ただ撮影されたアカデミー賞授賞式のシーンは、ロス監督の次作「カリフォルニア・スイート」で使われている。
Neil Simon's Goodbye Girl、Warner Brothers、1h50