今年読んだ本
・ブラバン:津原泰水(バジリコ)
・チョコレート・コスモス:恩田陸(毎日新聞社)
・神田川デイズ:豊島ミホ(角川書店)
・大きな熊が来る前におやすみ:島本理生(新潮社)
・まひるの月を追いかけて:恩田陸(集英社文庫)
・楽隊のうさぎ:中沢けい(新潮社)
・笑う警官:佐々木譲(ハルキ文庫)
・映画がなければ生きていけない1999-2002:十河進(水曜社)
・いつか陽のあたる場所で:乃南アサ(新潮社)
・(再)メルボニネの皇子:マイケル・ムアコック(ハヤカワSF文庫)
・(再)模倣犯(1)〜(5):宮部みゆき(新潮文庫)
今年読んだのもまた同じような顔ぶれ。再読の2冊で1冊とカウントしたけど、再読では芦原すなおの「東京シックブルース」もよかった。
青春群像劇の「ブラバン」はあまり話題にならなかったけど傑作。恩田陸では他にも再読の「Q&A」がよかった。島本理生は残ったが、柴崎友香は圏外へ。残念。大沢在昌の「魔物」、宮部みゆきの「楽園」は未読だけど読んでたらきっと入ってたろう。映画関係では十河進のコラム集が拾い物。ヴォリューム感もうれしい。