goodbye#3

一年間
■Caroline Goodbye / Colin Blunstone
この「Songs To Remember」というくくりはさるさる日記AutoPageはてなと続いてて、最初は04年の元旦だったから、かれこれ4年以上やってるわけだ(最初は「On The Border」というタイトルの日記だった)。その1回目はコリン・ブランストーンだったんだけど、どうしてそうだったのかはよく覚えてない。
さてあまりにロマンティックな歌声で、女性をとりこにしたブランストーンの甘いvoだけど、ゾンビーズ解散後最初に出した「One Year」('71)はストリングス・セクションをバックにした曲が半分ほどあって、そういうののアレルギーの僕は引いてしまうのだけど、思わず涙する名曲もあった。それが"Caroline Goodbye"。初めて聞いたのはタツローの「サタディ・シングブック」だった気もするが、なんともはかなげな歌声にゾンビーズ時代と変わってないんだなあとしみじみした覚え。
思えば、ブランストーンと言う人は、その昔いわゆるブリティッシュ・ロック好きにはあまり認められていないイメージもあった。傑作「Ennismore」のライナーで小松崎さん(この人は池袋のWAVEでいろいろ企画をやってらして、その昔この店には大いに世話になった)書かれてる様に、「小さな恋のメロディー」のマーク・レスター少年がそのまま大人になったようなボーイズ・クワイアのイメージがある。