fool#2


■The Fool / Chris Rea
ガス・ダッジョンのprodでデビュー当時はエルトン・ジョンの再来、とか言われたクリス・レアだけど、そのときの若々しいイメージがあって、80's半ばに、割と泥くさい音になってると知った時は、ちょっとビックリ(ルックス的にも)だった記憶。レーベルはMagnetなんだけど、日本では東芝EMIやらCBSソニー(確か)から出てたこともあって、なんかオシャレ系の人というイメージも合ったのだ。
そのデビューヒット"The Fool"はシンプルなメロディーが引き立つ曲で、ザ・フーの「四重人格」に入った曲を思い出す部分もあった。当時の邦題は"青春のいたずら"。78年の「Whatever Happened To Benny Santini?」から。バックはロッド・アージェント、ピート・ウィングフィールド(kb)、ダイヴ・マタックス(ds)、デイヴ・マーキー(b)、パット・ドナルドソン(b)といった名うてのセッション・マンたち。saxソロはゴンザレスのスティーヴ・グレゴリーか。