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Put Your Hand in the Hand
■Put Your Hands In The Hands / Ocean
"サインはピース"という邦題で知られる曲です。この辺を僕はRhinoの「Have A Nice Day」で覚えたので、マウス&マクニールの"How Do You Do"、ジョージ・ベイカー・セレクションの"Little Green Bag"、ポピー・ファミリーの"Which Way You Goin' Billy?"なんかと一緒になります(オランダもカナダもごっちゃです)。
オーシャンはカナダはトロント出身の5人組で、紅一点のジャニス・ブラウンの明るい歌声が光ります。この"Put Your Hand In The Hands"は、Kama Sutraからのリリースで、71年に#2まで上がる大ヒットとなっています。他に3曲100位以内に入った曲があるので、厳密に言うと、1HWではないのですが、あまりに落差があるので気分は一発屋でしょう。
71年のデビューLP「Put Your Hands In The Hands」にはリヴォン&ホークス時代のザ・バンドのレパートリー"The Stones That I Throw"が含まれているため、検索するとザ・バンドのサイトが引っかかってきます。ちなみにセカンドLPでは、"Just Another Whistle Stop"という「Stagefright」に入ってる地味な曲をカヴァーしているらしいです。

もともとはゴスペルというか、クリスチャン・ミュージックの歌らしく、プレスリーリン・アンダーソンのカヴァーもありますが、極めつけは、ドニー・ハサウェイの70年の「Donny Hathaway」に収められたカヴァーです。
Donny Hathaway