rain#2

Here Comes the Girls Vol.4
14■Thank Goodness For The Rain / Peanut
西インド諸島のトリニダッド出身の女性シンガー、ケイティ・キッスーンは70'sに兄のマックと組んでマック&ケイティーとしてディスコっぽいポップソウルなシングルをヒットさせています。僕が実際に聞いたことあるのは、萩原健太さんの番組でかかった"Sugar Candy Kiss"('75#3UK) だけですが、

アメリカでは"Chirpy Chirpy Cheep Cheep"が#20まで上がるヒット(この曲は競作らしく、英国ではラリー・ストットのヴァージョンがヒットしたらしい)となりました。80'sにはソロシンガーとして主にR&B、レゲエっぽいシングルを出していたようですが、その後ヴァン・モリソンやロジャー・ウォーターズのバンドのコーラス隊として活動。近年ではエリック・クラプトン・バンドで、スキャットを聞かせることが多く、"Wonderful Tonight"のエンディングなどが印象的です。

そのケイティー(日本ではカティーと紹介されていました)のデビュー曲が、この"Thank Goodness For The Rain"。当時14歳で、ピーナットと名乗ったガールシンガーでした。65年Pyeから出たシングルで、トロピカル調というかポップなメロディーが印象的なスペクター風作品。作者はV・Murtaghのクレジットがあります。

この曲が入ったSequelからの〔Here Come The Girls〕シリーズは、スウィンギン・ガールの横顔のイラストが有名なコンピレーションで、90年に第1集がリリースされた頃(最初はLPで買いました)は、有名どころ(サンディー・ショウ、ダスティ・スプリングフィールド、シラ・ブラック)以外にこんなにいっぱいいるのか…と最初はビックリでした。日本盤CDはビクターから選曲に手を加えてリリース。Vol.2とVol.3(これは米ガールズでした)は毛色が違った為このパターンとなったのは久々の、第4弾「You Can Be Wrong About Boys」('93)からのナンバー。
このシリーズにはずいぶん世話になりましたが、英ガールズはどうしてもゴージャス過ぎて、少々飽きます。それでもこのコンピには、おなじみのブレイカウェイズ、ホリーズをカヴァーしたダナ・ギレスピー、ブリット・エクランドの女優以前のシングル、アルマ・コーガンがアンジェラ&ザ・ファンズの名前で出したレアな曲も含んでいます。