今年の収穫+がっかりちゃん
今年は20年ぶりくらいに購入枚数が3桁を割るという状況でした。まあ余裕がなかったこと、LPCDの処分(500枚は処分したかなあ)に追われてたこともありました。その中で気になったものをいくつかピックアップします。
・The Atco Sessions 1969-72:Lulu
Atco時代の2枚を中心にsingle曲、未発表音源を蔵出ししたRhinoの労作です。サザン・ソウルは苦手ですが、ノーザン・ソウルっぽい持ち味のルルが南部詣でどうなったかが聞きもの。
・Live In London:Paice Ashton Lord(DVD)
アシュトン、ガードナー+ダイク(最終作も独Repertoire盤をゲット)のトニー・アシュトンがパープルの残党と組んだ僕にとってはずっと引っ掛かっていたPAL。今度はBBC音源がDVDになりました。ヒゲ面のジョン・ロードが見苦しいけど、アシュトンの奇人ぶりもまたおかしいです。
・Band Wagon 2008:鈴木茂
まあいろいろ出す是非は別にして、ボーナス・トラックだけでも買いだと思いました。
・ロリー・ブロック
「ジャケガイノススメ」で再発された1枚(ファースト)ですが、ブロックと言う人を見落としてました。Blue Gooseからの「I'm In Love」もよかった。
・グッドバイ・フォー・グッド:フォーマリー・ファット・ハリー
英フォークロックの蔵出し音源。デッドっぽいところもあります。英HUXから
・ロスト・ジェネレーショ:エリオット・マーフィー
持っていなかった1枚。LA録音とは知りませんでした。
・Holy Moses!!
ウッドストック周辺の知らざれるバンド。ベター・デイズのクリス・パーカー(ds)の初キャリアとか。ハードロックに近い部分もありますが、やはりザ・バンド的な流れもあります。
・オン・ヴァイン・ストリート〜ソングス・オブ・ランディー・ニューマン
英Aceのソングライター・シリーズの1枚。ランディー・ニューマンの初期曲のコンピ。新たな発見あり。
・Do-Wah-Diddy/Words & Music By Ellie Greenwich & Jeff Barry:VA
同シリーズのグリニッチ=バリー集。こちらも◎
・Madman Across The Water:Elton John
今さらですが「Captain Fantastic〜」といい初期のエルトンをちゃんと聞こうと努力しております。
では、がっかりちゃんを
・グレイ・スカイズ+:大貫妙子
紙ジャケでボーナス曲も入って新たにCD化されましたが、やはりクラウン時代はどうやっても苦手です。シュガー・ベイブ時代のター坊の曲は大好きなんだけど、弦arrも含めてクラウン時代は正直僕にはきついです。蔵出しのディスク・チャート時代のアマ音源は若い声が印象的ですが。
・モア・オブ・ケイク:ケイク
ガール・グループでありながら、サイケ的な味わいを持った3人組ケイクの2枚を2in1にした英Rev Ola盤ですが、これまた僕にはダークすぎるかな。
・19:Adel
去年のケイト・ウォルシュのように期待したのですがアデルに関しては、ちょっと僕が求めてたものと違ってましたね。
・Long Road Out Of Eden:Eagles
2枚組でありながら、いっぱい曲が入っていながら、メロディー的に魅力に乏しいのです。これなら1枚にまとめた方がいいです。
・レコーズ・アー・ライク・ライフ:アンディ・プラット
これも幻のファーストだそうですが、帯にトニー・コジネクをほうふつとさせる、とか書かないでほしいなあ(^^; 引っ掛かるから… う〜ん。