saturday#2

John Fogerty

John Fogerty

68■Almost Saturday Night / John Fogerty
CCRとかジョン・フォガティーってそれほどのめりこんで聞いてないのは、やっぱりタイミングでしょう。CCRは手軽な2枚組ベストをガンガン聞いてたせいで、オリジナル・アルバムにはなかなかたどりつけない気分です。72年にCCRを解散させたフォガティーは、ブルー・リッジ・レンジャーズ名義で同名のソロをリリースします。これはカントリー・ナンバーを集めたカヴァー・アルバムであり、フォガティーによるマルチダビング・レコーディングの始まりでもありました。75年にはセカンド「John Fogerty」(Asylum)をリリースしましたが、日本では従来通りFantasyのビクターから出てます。これもフォガティー一人がやってのけた1枚で、ニュー・オーリンズに接近したR&Bナンバーに混ざって明快なCCRスタイルのロックンロールの"Rockin' All Over The World"(#27)をフィーチャーしています。これと並ぶのが"Almost Saturdy Night"で、こちらも哀愁味たっぷりのロックンロール。この二つをメドレーにしてしまったのがジョージア・サテライツで、Elektraレーベルの40周年記念オムニバス「Rubaiyat」に収録されています。また80年代の「Twangin'」に収められたデイヴ・エドモンズのヴァージョンも忘れられません。
ルバイヤート(エレクトラ40周

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トワンギン TWANGIN (紙ジャケット仕様)

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