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カム・サタデイ・モーニング

カム・サタデイ・モーニング

69■Come Saturday Morning / Sandpipers
若きライザ・ミネリが印象的だった映画「くちづけ」('69米〜アラン・J・パクラ監督)の印象的な主題歌は、サンドパイパーズのこの"Come Saturday Morning"です。今ではソフトロックという便利な言葉がありますが、当時はカーペンターズ以外のA&MレーベルのMORサウンドは、イージー・リスニングと分類される事が多かったようです。サンドパイパーズは、ジム・ブラディ、マイク・ピアノ、リチャード・ショフから成るヴォーカル・グループで、トミー・リプーマのプロデュースで"Guantanamera"でデビュー。この曲はキューバの第2の国歌と言われるほど有名なラテン民謡で、エキゾティックなムードの曲です。サム・ペキンパーの映画「ガルシアの首」でしがないピアノ弾きのウォーレン・オーツが弾いていました。#9まで上がったこのヒットのおかげで、またA&Mサウンドイメージとあったおかげで、以後何枚かイージー・リスニング的なソフト・ロックな作品をリリースします。
"Come Saturday Morning"は、前述の通り、映画にも使われ#19まで上昇するヒットとなっています。

映画「くちづけ」の素敵なページを見つけました。ここです。