米都市#6
- アーティスト: Moon Martin
- 出版社/メーカー: Edsel Records UK
- 発売日: 1995/07/18
- メディア: CD
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ムーン・マーティンというとロバート・パーマーが取り上げた"Bad Case Of Lovin' You"の作者で、オクラホマ出身の70's終わりから80'sにかけてのアメリカのニュー・ウェイヴ〜パワー・ポップのロッカーです。実はキャリアは結構古くて、ジェシ・デイヴィスがプロデュースしたssw、ジム・パルティのいたサウスウィンドというバンドでgを弾いてたり、リンダ・ロンシュタットのLPに参加(結成前夜のイーグルスが加わったCapitol盤です)したりしていました。
- アーティスト: Mink Devill
- 出版社/メーカー: Capitol
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
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先のパーマーがカヴァーしたナンバーを含め重要な曲はすべてここのあると言っても過言ではないでしょう。バディ・ホリー、チャック・ベリー、ビートルズに強く影響され、当時のプレ80'sテイストを加えたロックンロールは、60'sのものに比べると無機質な感じは否めませんが、なかなかカッコイイ。同じようなパターンの曲ばかりいいのは、多少問題ありますが、疾走するロックンロールです。
そのクレイグ・リオン(ブロンディーやラモーンズを手がけました)がプロデュースした「Shots From A Cold Nightmare」('78)は、ブロンディーのゲイリー・ヴァレンタイン(b)、ドゥワイト・トゥイリー・バンドのフィル・セイモア(ds)、リオン(kb)という布陣です。この"Hot Nite In Dalla"は、ソリッドなロックンロールで、マーティンを代表するパターンのナンバーです。ただ残念な事に、線の細さは隠しようもなく、パーマー、フィリップスのそれぞれのヴァージョンが素晴らしいのは言うまでもありません。
ダラスというともうJFKの話しかないですね。ポコにも"Dallas"という曲がありましたが、それはドナルド・フェイゲンの習作時代のナンバーでした。