water#2
- アーティスト: シンプル・マインズ
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2006/10/11
- メディア: CD
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シンプル・マインズはグラスゴー出身の5人組です。一番印象深いのは、やはりリアルタイムの英ロックに一番近接していた、84〜86年頃ですね。レイ・デイヴィスと別れたプリテンダーズのクリッシー・ハインドの新しいBFとしてシンプル・マインズのジム・カー(vo)の名前が出てた頃です。デビューは79年、Zoomというレーベルからでしたが、まもなくVirginに移籍。スティーヴ・ヒレッジがプロデュースしたLPもあった事を今知りましたが、スティーヴ・リリーホワイトをプロデューサーに迎えた「Sparkle In The Rain」('84)は、U2、ビッグ・カントリーなどリリーホワイトが手掛けた「音」になっています。適度にダンスの要素も入った、dsの抜けがいいギターバンドらしい音です。
"Waterfront"は、そのアルバムに収められた冷気漂うナンバーです。バンドの持ち味は基本的にはエレクロニック・ポップだったはずですが、当時のトレンドだったネオ・アコっぽいギター・サウンドも取り入れられました(思えば当時はこう言うギターを聞かせるバンドが多く、よくvideoも流れていました。そのうちにこういったギターバンドはインディーに移行するのですが)。
85年には映画「ブレックファスト・クラブ」の主題歌"Don't You"が#1(US)となって世界的な人気バンドとなりましたが、僕の興味もそのあたりからなくなっています。現在もメンバーを変え活動中との事ですが、僕にとっては、やはり「Sparle In The Rain」ですね。