talk#3
- アーティスト: Pretenders
- 出版社/メーカー: Rhino / Wea
- 発売日: 2006/10/10
- メディア: CD
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プリテンダーズもニュー・ウェイヴの範疇から登場したバンドですが、エルヴィス・コステロやニック・ロウらと似たテイストのロックンロール・バンドです。NMEのライターだったクリッシー・ハインド(g,vo)をフロントにしながら、フェミニンなムードとは対極の低い声と黒いコスチュームで硬派のロックを演奏します。80年に出たファーストを僕はリアルタイムで買っていますが、81年の「Pretenders2」までの間に、「Extended Play」というのがリリースされました。何も知らなかった僕はそれがセカンドだと思って買ったのですが5曲入りのミニ・アルバム(12"シングルもそうですが当時そういうフォーマットは存在していなかったのです)でした。そこに収められたのがこの"Talk Of The Town"と"Message Of Love"です。どちらもプリテンダーズの好調ぶりを物語る出来のいいロックンロールです。オリジナル・メンバーのジェームズ・ハニーマン・スコット(g)とピート・ファーンドン(b)を相次いでドラッグで失ってしまうのですが、バンドはクリッシーとマーティン・チェンバース(ds)にサポートを入れて活動。83年に傑作「Learning To Crawl」(Sire)をリリースしますが、この時はロビー・マッキントッシュ(g)とマルコム・フォスター(b)がメンバーでした。