ラヴ・ハズ・ノー・プライド
- アーティスト: リビー・タイタス
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2007/07/18
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (3件) を見る
詩を書いたリビー・タイタスは、幻のファーストとして68年にHot Biscuit Discというレーベルからソロを出していますが、こちらには未収録。77年にCBSから出たセカンドは、ロビー・ロバートソン、フィル・ラモーン、カーリー・サイモン("Libby"という彼女に捧げた曲もあります)らがprodした1枚で、結構な人気盤ですが僕としてはそれほど好きな1枚ではないですね… ここで作者ヴァージョンが聞けます。ちなみに現在ドナルド・フェイゲン夫人です。
曲を作ったエリック・カズはAtlanticに残した2枚のソロでは、歌っていません。お世辞にもうまいとは言えない訥々とした歌い方の人ですが、相当シャイらしく、76年に結成したアメリカン・フライヤーのファーストでも、取り上げてはいるのですが相方のクレイグ・フラーに歌わせています。
American Flyer: Spirit of a Woman
- アーティスト: American Flyer
- 出版社/メーカー: Collector's Choice
- 発売日: 2004/02/10
- メディア: CD
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
さて、この曲の名を知らしめたのはリンダ・ロンシュタットが「Don't Cry Now」('73)でとりあげたヴァージョンでしょうか。まだまだカントリー・シンガーの域を出なかった頃で、Asylum第1弾となったそのアルバムは、当時の恋人、ジョン・デイヴィッド・サウザーがprodしています。
- アーティスト: Linda Rondstadt
- 出版社/メーカー: Mobile Fidelity Koch
- 発売日: 2007/07/17
- メディア: CD
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
リンダよりも先にこの曲を取り上げたのが、ボニー・レイットでベアズヴィル録音の「Give It Up」('72)でやっています。フォークっぽいarrと初々しい歌唱が結構この曲にあっていて、僕としては情感溢れすぎのリンダ・ヴァージョンよりも好み。このセッションにカズが参加してる事から、この曲はこのセッションで生まれたのではないでしょうか? リビーもウッドストッカーですし。
- アーティスト: Bonnie Raitt
- 出版社/メーカー: Rhino
- 発売日: 2002/03/19
- メディア: CD
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
カズ作品を一番数多く取り上げた事で知られるトレイシー・ネルソンもマザー・アース解散後のソロ「Tracy Nelson」('74)でやっています。これはディラン、ビル・ウィザースなどのカヴァーも入った傑作で日本盤CDは廃盤になって久しいです。犬ジャケとしても一部で人気の高い1枚です。
- アーティスト: トレイシー・ネルソン
- 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
- 発売日: 2000/02/23
- メディア: CD
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
未聴ですが、ポール・ヤングの「The Crossing」('90)
- アーティスト: Paul Young
- 出版社/メーカー: Alex
- 発売日: 1993/10/26
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- アーティスト: Billy Bragg
- 出版社/メーカー: Cooking Vinyl
- 発売日: 2013/07/30
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る