stay#2
10030■Stay / Severin Browne
- アーティスト: セヴリン・ブラウン
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2007/06/20
- メディア: CD
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さてセヴェリン・ブラウンが、90'sに入ってクラブ世代を中心にフリーソウルな観点から再評価されたのは、この"Stay"がフリー・ソウルのコンピに収録されたからだと言います。僕としてもこんな音だったのか、とCDで聞いて納得。但し70's〜80'sに聞いてたら多分ピンとこなかったとも思います。なんといっても「Kootch」を試聴して戻してしまった過去がありますから。その"Stay"は、カッティングされるアコギから生まれるグルーヴ感が心地よいナンバーで、この73年のファースト「Severin Browne」の中にあってもやや異色。この当時兄のジャクソンがどちらかと言うと歌詞に重点を置いていたのに対し、弟はサウンド志向で、黒人音楽を吸収して白人と言うフィルターを通した心地よさを感じさせます。なんにせよMotownがデトロイトからLAに映ったからこそ実現したものでしょう。バックにはエモーリー・ゴーディー(b)、ジョン・ゲリン(ds〜後にLAエキスプレス)、リチャード・ベネット(g)、アラン・リンドグレン(kb)らが参加。