never#2
- アーティスト: Echo & Bunnymen
- 出版社/メーカー: Sire / London/Rhino
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
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リヴァプールで結成されたエコー&ザ・バニーメンは、現在でも安定した人気を誇るヴェテランですが、83〜84年頃の人気はすさまじかったです。ジュリアン・コープ(後にティアドロップ・エクスプローズ)、ピート・ワイリー(後にワー!)と共に伝説的なクルーシャス・スリーと言うバンドをやっていたイアン・マッカロック(vo)が、ウィル・サージェント(g)、レス・パティンソン(b)と結成したのがバニーメンで、奇妙なバンド名は、当初dsがおらず、エコー社のdrum machineで代用してたことからだといいます。ドアーズに影響を受けたいわゆるネオ・サイケデリックの中から登場し、一時期はU2当たりと肩を並べたギター・バンドだったのですが、今ではすっかり離されてしまいました。
初期の作品はどれも暗い印象があって、個人的にはイマイチ、というか84年の「Ocean Rain」だけあればいい、というくらいなのですが、83年の「Porcupine」(Korova)の後リリースされたシングル"Never Stop"は、ダンスビートがこのバンドには珍しかった覚えです。オリジナルLPには未収録でベスト盤「Songs To Learn」に収められました。#15まで上昇。
バンドはアコースティックでゴージャスな「Ocean Rain」の後停滞、結局マッカロックの脱退、ピート・デ・フレイタス(ds)の交通事故死などもあって解散しています(その後再結成)。