baby#3

ア・スペース・イン・タイム(紙ジャケット仕様)

ア・スペース・イン・タイム(紙ジャケット仕様)

■Baby Won't You Let Me Rock N' Roll You / Ten Years After
余り意識した事はなかったけど、レッド・ゼッペリンが3枚目でアコースティックな音づくりを目指した事は、同世代のハードロック・バンド、ブルーズロック・バンドにも強い影響を与えています。71年にリリースされたTYAの7枚目「A Space In Time」(Chrysalis)でもストレートなブルーズ・ロックナンバーよりもアコギをアクセントに使ったナンバーが増えています。ヒット曲"I'd Love To Change The World"ではドラマティックな展開を見せます。
この"Baby Won't You Let Me Rock 'N' Roll You"はヤケクソ気味の疾走感あるロックンロールで、同じようなスタイルが並ぶこのアルバムではほっとするTYAスタイル。それでも熱心なTYAファンでもこのアルバムはジャケットからして「さびしげ」と思わせるらしいです。