10055★★★ヴァージン・スーサイズ('99米)
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2001/02/02
- メディア: DVD
- クリック: 337回
- この商品を含むブログ (279件) を見る
監督:ソフィア・コッポラ
主演:キルステイン・ダンスト、ジョッシュ・ハーネット、ジェームズ・ウッズ
ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹 (Hayakawa Novels)
- 作者: ジェフリー・ユージェニデス,Jeffrey Eugenides,佐々田雅子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1994/08
- メディア: 単行本
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
もう10年前の映画ですが、なかなか見終えるの難産でした。決して嫌いではなく、謎めいた感じもむしろ好きなタイプ(おまけに少女映画だし)なのにかかわらず、なかなか気分が乗らずに…ただカメラワークとか構図はすごく好きです。さて覚書きとして5姉妹の配役を最初に亡くなる末妹セシリアがハンナ・ホール、ラックスがキルステイン、ボニーがチェルシー・スウェイン、メアリーがA/J・クック、テレーズがレスリー・ヘイマン。美しさではキルステインが一番だけど、一番不細工な長女テレーズが一番リアルだったりします。驚きは母親役のキャスリーン・ターナーの老けぶりで夫役のウッズ、神父役のスコット・グレンも年とった。ハーネットの成人した役がマイケル・パレであまり変わらない印象だったのにもびっくりでした。ハートの"Magic Man"とスティクスの"Come Sail Away"が印象的に使われますが、電話での名曲合戦のシーンにはポップスファンの心は揺れます。厳格な母親がロックのLPは燃やす事と決め、キッスはいいでしょ…と三女が懇願するシーンも印象的です。舞台は70's後半なので、10年後の「泳ぐ人」の様な世界。原作はジェフリー・ユージェニデス。