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- アーティスト: Keef Band Hartley
- 出版社/メーカー: Esote
- 発売日: 2008/05/09
- メディア: CD
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ブルーズブレイカーズの「Crusade」('67)、メイオールのソロ名義の2枚に参加後脱退し自身のバンドを結成したキーフ・ハートレーですが、69年の「Halfbreed」に続くセカンドがこの「The Battle Of NW6」('70,Deram)です。メンバーはミラー・アンダーソン(g,vo)、ゲイリー・セイン(b〜後にユーライア・ヒープ)、ミック・ウィーヴァー(kb)にヘンリー・ロウサー(tp,vn)、ハリー・ベケット(tp)、ジューシー・ルーシーのクリス・マーサー(sax)、ソフト・マシーンのリン・ドブソン(sax,fl)のホーンセクション。もちろんdsはハートレー。
基本的にアンダーソンのvoとgをフィーチャーしたブルーズ・ロックで、ホーンのサポートでジャズ・ロック的なムードもありますけど、やはり骨太のブルーズ・ロックでしょう。レイ・ワーレイ(fl)をフィーチャーしたインストの"Hickory"もいいですがすぐ終わってしまいます。"Don't Give Up"や"Waiting Around"の出来がいいです。"Not Foolish Not Wise"は、下世話なメロディー。"Believing You"にはストーンズに加わって間もない盟友ミック・テイラー(g)のソロも聞けます。