これを初めて見つけた時は狂喜しました

Appaloosa

Appaloosa

■Appaloosa
今ではCD化され簡単に手に入るけど、下北FlashでアパルーサのLP(Columbia:CS9819-US)を見つけた時は狂喜しましたね。元々コンプトン&バトゥの日本盤LPのライナーでC&Bの前身バンドとして中川五郎さんが紹介していた事ぐらいしか情報がなかったのですが、音の方もそのまんまC&Bの世界で納得でした。ジョン・パーカー・コンプトン(g,vo)とロビン・バトゥ(vn)のコンビにユージン・ロソヴ(cello)、デイヴィッド・ライザー(b)の4人組で、アル・クーパーがprod。arrにはチャーリー・カレロという布陣。今の耳ではソフトロックの一言で片づけられそうですが、東部のバンドらしい繊細さが感じられます。何と言ってもオープニングの"Tulu Rogers"の出来が素晴らしい。ジェントルなという表現をついしてしまうバトゥのviolinが随所でいい味を出します。クーパーが当時かかわってたBS&Tのメンバーもサポート。スワンプ風の"Rasalie"もいいです。
Collector's Choice Music:CCM-594-US