没ネタ1

■Here We Go Round Mulberry Bush(Original Sound Track):VA
某没ネタを少々。「茂み中の欲望」('67英)という映画は、クライヴ・ドナー監督のスウィンギング・ロンドンを感じさせる(と言えば聞こえがいいですが、まあおちゃらけな他愛ない60'sファッション満載映画)1本で、90'sにザ・コレクターズの加藤君の肝いりでシネヴィヴァン六本木でリヴァイヴァルされた事もありました。主題歌はトラフィックで、"Paper Sun"、"Hole In My Shoe"に続く3枚目のシングル。但しサントラにはスティーヴ・ウィンウッドがまだいた頃のスペンサー・デイヴィス・グループの未発表曲、ウィンウッド兄弟脱退後エディ・ハーディン(vo,kb)とレイ・フェンウィック(g,vo)参加後のSDGのナンバー、そしてトラフィックの既発表曲が混在していて、謎な部分があります。サントラで"Waltz For Caroline"と紹介されていた"Waltz For Lumumba"は、ウィンウッド兄弟在籍時のSDGのインストで、スティーヴのめくるめくorganが印象的。percがリーバップとデイヴ・メイスンという噂もありますが、微妙にアフロっぽいリズム感覚が印象的でもあります。
トラフィック関係では、解散後在英アフロ系ミュージシャンのレミ・カバカ(perc,ds,kb,g,vo)、アブドゥール・ラシン・アマオ(sax,fl,vo)とウィンウッドが作った「Third World」(かつてはサード・ワールドという表記で紹介されてましたが、正確にはアイエ・ケタ(Aiye=Keta)というクレジットでした)からの"Happy Vibes"も候補でした(ちとワールドすぎるので却下)。
Third World

Third World