フェイシズ特集3

■A Nod's As Good As A Wink...To A Blind Horse;The Faces
「Every Picture Tells A Story」の大ヒットで追い風に乗ったフェイシズは、71年11月に3枚目「A Nod's As Good As A Wink」をリリース。「馬の耳に念仏」という邦題で知られていますが原題がそういう意味なのかは不明。大ヒットの"Stay With Me"(#6UK/#17US)は、フェイシズのロックンロール感覚をうまく表したライヴ感のある名曲で、prodは初めて外部から招いたグリン・ジョンズ。ただ個人的にはこのアルバム、うるさいだけでイマイチピリッとしない印象です。
soredemo"Love Lives Heere"、"Debris"(voはレイン)は佳曲です。

翌72年にはスチュワートのソロ「Never A Dull Moment」がリリース。前作ほどではないけどヒットし、"You Wear It Well"が#1UKになっています。