サム・シングス・カミング

サム・シングズ・カミング/モービアス・ストリップ

サム・シングズ・カミング/モービアス・ストリップ

■Some Things Coming / Delaney Bramlett
ボニー・ブラムレットとのコンビを解消、フレンズをも解散して心機一転を図った72年の初ソロが「Some Things Coming」(Columbia)です。バックはロン・グレイソン(ds)、ロバート・ウィルソン(b)、ティム・ヘディング(kb)とフレンズの知名度に比べれば、ぐっと落ちます。おそらくは若いバンドなのでしょう。コーラス隊には、クライディー・キング、ヴァネッタ・フィールズ、グロリア・ジョーンズ、シャーリー・マシューズらおなじみの面々が顔を並べています。
D&B時代と比べると確かに深みには欠けますけど、ゴスペル色の濃いロックです。tradですが、"Down By The Riverside"、"Sit Right Down"など後半がいいです。