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Silver Morning

■Silver Morning / Kenny Rankin
フリー・ソウルとかレア・グルーヴといったジャンルを問わない聞き方が浸透した現在こそ、ケニー・ランキンあたりは幅広いリスナーに聞かれてるんだろうなあ。70's当時、マイケル・フランクスとかランキンの様なアーティストはロック側のファンとしては敷居が高かったのです。
僕がランキンをいいなあと思うようになったのは96年にRhinoから出たベスト盤で、今もってこのコンパクトな選曲が素晴らしいのです。

Peaceful: The Best Of Kenny Rankin

"Silver Morning"は74年の4枚目(Little David)からのタイトル曲。ブラジル、ジャズからの影響を感じさせるものですが、実にさりげない。後半怒涛の追い上げを見せるこの曲の盛り上がりは素晴らしい。

このアルバムには、ビートルズの"Blackbird"の素晴らしいカヴァー、エステル・レイヴィットとの共作になる自由気ままに飛びまくる"In The Name Of Love"も収録。