myself#3

Eric Carmen

Eric Carmen

■All By Myself / Eric Carmen
ラズベリーズはそれほど好きではないです。ビートルズ的なパワー・ポップとメロディアスなナンバーが混在しながら、なんかイマイチフィットしないのはもう好みの問題ですね。解散後ソロになったエリック・カルメンはAristaと契約。75年に「Eric Carmen」でソロデビュー。ここから#2まで上がるヒットとなったのがバラードの"All By Myself"です。ラフマニノフからの引用がよく言われるところですが、カルメンは元々クリーヴランド音楽院でラフマニノフを学んだというルーツがあるらしいです。この曲を聞くとエルトン・ジョンやギルバート・オサリヴァンビリー・ジョエルに匹敵するピアノ・マンなイメージ。

prodはラズベリーズ時代から旧知のジミー・イエナーです。76年にはガス・ダッジョンをprodに迎え「Boats Against The Current」のレコーディングに入りますが結局、この2枚目はセルフ・プロデュースとなりました。77年の「Change Of Heart」はセールス的に失敗、次の「Tonight You're Mine」('79)は80's型ロック的な作風でした。


日本の音楽番組とも縁が深いのです。上が「ミュージック・フェア」、下が「レッツ・ゴー・ヤング」。