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- アーティスト: ランディ・ヴァンウォーマー
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2006/01/12
- メディア: CD
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いささか苦いイメージがこの曲に付きまとうのは、持ちネタのように何度も再演ヴァージョンが日本盤ボーナストラックに収録される(それも日本製作の新作に)ことと「アメリカン・モーニング」というまったく意味のない、形だけの邦題のせいです。79年当時Bearsvilleはワーナーと契約が切れてた為リアルタイムでは日本リリースはされず、CBSソニーに発売権が移った80年にリリース。日本でAORにリーディング・レーベルだったソニーは何の迷いもせずこういう邦題を付け、イメージ戦略で売り出したのです(サード・ワールド、ラリー・リー、アルバート・ハモンド…キレイなイメージのジャケット・イラストに代えられて日本盤がリリースされたアーティストの多くはソニーでした)。
アーシーなイメージから変わりつつあった転換期のBeasvilleレーベルを象徴するアーティストでした、ソフロ&メロウなイメージのファーストは繊細で女性的な作風でしたが、「Terraform」('80)ではテクノ風に変身するなどあの時代らしい何でもアリ。
この「Warmer」からのオリジナル・ヴァージョンではジョン・セバスチャンがautoharpを弾いてます。
77年独Rockpalastでのポール・バターフィールドのソロ。gはバジー・フェイトンです。
ヴァンウォーマーのヴァージョンにないverseがありますが、これはオリジナル共作者のトニー・ウィルソン(元ホット・チョコレート)が書いた部分で、ウォーマーはこの部分を取っ払ってしまってます。