Dr. John(ドクター・ジョン)

a■In The Right Place('73)
b■Such A Night Live In London('84)
ニュー・オーリンズR&Bの巨匠。伝統的なセカンドライン・ファンクというよりは初期にはLAでのおどろおどろしいサイケな味わい。「Gris-Gris」('67,Reprise)がデビュー作。転機となったのはロンドン録音でデレク&ザ・ドミノスミック・ジャガーが参加した「The Sun Moon And Herbs」('71)で、翌年に出た「Gumbo」('72)で日本でも高い評価を受ける。aは最大のヒットとなった"Right Place Wrong Time"(#7)を含むもの。74年の「Desitively Bonaroo」(恐るべきファンキー・ドクター)を最後にAtcoを離れ、UA、Horizon、Clean CutなどにLPを残す。bは84年のロンドンでのライヴで代表曲を抑えたセレクト。そういえばニュー・オーリンズ・フェスを野音で見たり、クアトロで単独ライヴを見たこともあったなあ。