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ジョー・アンド・ビング

ジョー・アンド・ビング

■Oh Elizabeth / Joe & Bing
昔きよさんに教えてもらったジョー&ビンの2ndがBig PinkからCD化されています。ジョセフ・ノールトンとウィリアム・ビンガムのデュオはコネティカット出身で、69年にレコーディングしたデモをエウミール・デオダートが気に入ってデビュー盤「Daybreak」は完成しますが、リリース先が決まらず、ライヴ会場で売られる自主盤他ブラジルでLP化(ベスト・オブ・フレンズ名義で)されたものを含め複数の物が存在します。この後、76年にRCAから出たセカンドが「Joe And Bing」でメジャーからのデビュー盤となります。トークンズから離れてクロス・カントリーを組んだ、ジェイ・シーゲル、ミッチ・マーゴ、フィル・マーゴの3人がprodで、エリオット・ランドール(g)、スティーヴ・ガッド(ds)、エリック・ワイズバーグ(steel)、ジェイ・レオンハート(b)らNYのセッション・マンが参加しています。
70'sにありがちな男性デュオからMOR的な要素を少なくした感じで、カントリー・ロック的なムードもあります。メロディが美しい"Barnstormer"がベストトラックですが、ユーモラスな表情と明るいarrが印象的な"Oh Elizabeth"(ポール・マッカートニー的)もいいです。